日記「花ひらく人生」
2011年02月28日
「もっと自分で考えて生きなさい」
2月が駆け抜けていきました。
それほど忙しく過ごしていたつもりはないのですが、
ふり返ってみれば多くの方と語らい、心に残る時間を過ごし、
実に学びの多いひと月でした。
胸いたむいくつかの出来事もありました。
NZの地震がそのひとつです。
夢や希望をもった大勢の方々が志半ばで命を失いました。
いまここにある時間をぼんやりと生きていてはいけないと、改めて思わされます。
「もっと考えて生きな」とセーラー服姿のマツコデラックスさんが諭す
ソフトバンクのCMには笑いの後に、反省を促されるものがあります。
何でも自分で考え、自分で選択した、と思っているけれど、
果たしてどれほど「考えて」答えを出したことなのかしら・・・
世の中の流れや風評、他人の意見に左右されず、自分自身で決めているのだろうか・・・
そうそう少し前に「カツマー現象」というものがありましたね。
ブームも下火になったのでしょうか?
彼女の提唱通りに実行しているのに自分は上手くいかないと悩んで
精神科に相談する人が増えているのだと数年前に聞いたときは、まさかと信じられませんでした。
その後、勝間さんと香山リカさんとの「論争」が話題になって、
あれは本当のことだったのだ、と改めてビックリした次第です。
香山派vs勝間派 といった対決が面白おかしく取り上げられましたが
このおふたりの意見が衝突するのは当然! 香園は、思いました。
「体型」の違いをみれば一目瞭然なのです。
しっかりとした骨格で筋肉質の勝間さん。
華奢で皮膚も筋肉も薄そうな香山さん。
嗜好や価値観、何が楽しく、何を快、不快と思うかには、相当な隔たりがあるでしょう。
このおふたりを同じまな板の上に載せて、どちらが正しいなどと云々することがズレています。
人間の気質や嗜好、得手不得手は、体型、体質によっても異なるものです。
アーユルベーダや漢方などは、体型や体質を、その人を知る大きな判断基準としてきました。
誰かをお手本にしたい、と考えるなら「体型」も考慮してみる必要があると思います。
自分とあまりに体型のかけ離れた人をそっくりそのまま真似ようとしても、
苦しくなるばかりではないでしょうか。
ではいったい、勝間さんはなぜ「成功」したのか・・・
それは自分の身に起こるトラブルを、自分に誤りがあると謙虚に受け止め
自己変革に真剣に取り組んだことにあると思います。
物の考え方、対処法、人とのコミュニケーションの取り方・・・
既成の成功哲学のうわつらを参考にしたのではなく、
試行錯誤しながら、自分なりの法則を編み出していったのだと思います。
体型からは、人と衝突することが多い不器用な気質とお見受けしますが(失礼)、
同時にとても粘り強く、我慢強く、またまっすぐな行動様式をもつ方だと拝察されます。
几帳面で経理などのお仕事に向いた方に、こうした体質の方が多いようです。
いっぽう、香山さんのような体型の持ち主は「感性の人」。
皮膚感覚に優れ、時代の流れを敏感にキャッチするアンテナの持ち主であることが多いのです。
人の心にも敏感で、思いやりが深く、公平な視点をもって意見を述べます。
反面、根気強さに欠け、長時間でハードな労働には向きません。
また人と競争したり徒党を組んで行動するのも苦手でしょう。
とまあ、これはあくまで香園独自の解釈ですので、けっして信じたりしないでくださいね(笑)。
みなさま、ご自身で考えて、判断して頂きたいと思います。
勝間さんを真似ても上手くいかないと、悩んだ人たちは
では、何故、上手くいかなかったのか、その理由をどう考察していたのかが気になるところです。
体型や身体の用い方の違いから気質、行動様式の多様性を考察した興味深い一冊をご紹介します。
なるほど、と思えば、はてな? という部分も多く、素人には何とも判断しがたいのですが、
複雑さと単純さが同居した人間という存在がつくづく面白く思えてくる書物です。
外見で人を安易に判断することはできない、という気持も深まってきます。
『体癖』 野口晴哉著 上下2巻 全生社
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