日記「花ひらく人生」
2011年02月17日
たとえどんなに小さな明かりであっても・・・
チュニジア、エジプト、そしてバーレーンへと
市民のデモから始まった独裁政権へのNO!
その大きなうねりは留まることなく
周辺の国々に様々な影響を与えていくことでしょう。
熱狂の中の高揚感が収まっていったあとには
新たな矛盾や困難が待ちうけています。
嵐の後の人々の暮らしを案じる中で、
ほっと心が安らいだ記事と出会いました。
革命の舞台となったタハリール広場を
市民らが箒をもって掃除していた、というものです。
それまではのエジプトでは公共の場のゴミを拾うなんて、考えられなかったことだそうです。
自分たちが暮らす街を綺麗にしようという気持さえもなくなるほど
人々の心を「あきらめ」が支配していたのだそうです。
それは自国に対するあきらめでもあり、自分自身に対するあきらめでもあったのでしょう。
広場を掃除をする姿に、自国を立ち上げようという真剣な思いを感じたという
エジプト、カイロ生まれのタレント、フィフィさんのコメントでした。(2011年2月16日付 朝日新聞)
掃除をする、綺麗にする。
当たり前の行為のように思われますが、心の状態を図るひとつのバロメーターになりますね。
暗闇の中では平気だった汚れやゆがみが、意識に光がともると共にくっきりと浮かび上がり、
いたたまれない思いにかられて、綺麗にしないではいられなくなってくるものです。
掃除をしている内に、いっそう心が軽やかになって元気がでてくるものです。
「将来の夢がないまずしさはみじめですが、希望のある貧しさなら耐えられる」
エジプトのこれからを語る、フィフィさんの言葉です。
希望はお金を払って手に入れられるものではありません。
そして、誰か他の人から与えてもらうものでもなく、自分自身で掴みとるものです。
落ち込むことは沢山あるけれど、そういう時こそ、心の埃を払い、風通しを良くし、心を磨いて、
たとえどんなに小さな明かりであっても灯し続けるように、諦めないで進んでいきましょう。
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