日記「花ひらく人生」
2011年04月15日
被害者ではないのだという意識をもって、生きる。
きっと、あなたも。
涙ぽろぽろ零れる毎日をお過ごしのことでしょう。
あなたが悲しければ、わたしだって悲しい。
わたしが苦しければ、あなたも苦しい。
景気回復のため・・・といわれたって、
陽気に行楽や買い物に出歩く気分には
なかなかなれませんよね。
人間だけでなく、動物たちも、植物たちも
大地も空も、海も、みな悲しく苦しいはずです。
貞観の時代であれば、大地に崩れ落ち海に流されていった諸々は、
自然界のサイクルのなかで無理なく浄化されていきました。
しかし、21世紀のいまでは、自然に還ることはない、たとえ還ったとしても
あまたの生命に、広範囲に害を及ぼすさまざまな有害物質が
大地に川に海に大気に、流れ出し漂っているのです。
そして、それは、人間の生命にまた跳ね返ってきます。
循環する自然界の浄化システムから逸脱したものを創りだしてしまった人間の罪。
尊敬する梅原猛先生は『文明災』とこれを呼び、
『原発が人間の生活を豊かにし、便利にする。その文明がいま裁かれている』
14日に開催された首相主催の復興構想会議にて語られました。
梅原先生のこの言葉を、首相はじめ他の出席者たちがどれほど深く魂で捉えているだろうか・・・
たんなる復興ではなく、これからの日本のあり方を根底から見直すかけがえのないチャンスに
自分が立ち会っているのだと真摯に受け止めて全身全霊を尽くして頂きたいと切に願います。
被災地から離れて暮らすわたしたちひとりひとりも、
この文明災の被害者ではなく、加害者の一員なのだという意識を、忘れてはなりません。
そして、もう2度とこの過ちを犯さない、という強い決意。
そうでなくては、わたしたちはまた同じ過ちを繰り返すことでしょう。
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