日記「花ひらく人生」
2011年07月29日
「逆境」が、新たなる幸福を運んでくれる。
か細かった蝉の声が日ごとに力強くなってきました。
残暑もこれからが本番でしょうか。
「節電」モードで夏を満喫するのもいまひとつ
そんな雰囲気が続いていましたが、
ここにきて夏も盛りという姿の女性を目にすることが増えました。
日焼けした素顔、茶色いポニーテールが揺れ、
鍛えられた背筋にタンクトップが映えます。
短パンから伸びる同じく真っ黒に陽に焼けた素足は、
充分すぎるほどの筋肉がついており、
ぺったんこのビーチサンダルにもかかわらず姿勢よく、
爪先を開いてスタスタと足早に歩いていく女性たち。
「なでしこ」以来こんな女性たちの姿を目にすることが増えたように思うのですが
たんなる気のせいでしょうか・・・??
スポーツ観戦というものにまったく興味がなく、テレビを観ることもなく、
「感動をありがとう!」という言葉に共感することの少ないわたくしでも
「なでしこ」たちの快挙には、おお!! と声をあげました。
お金や名誉よりも、本当に自分が好きなことを優先したいから。
生活のために日雇いのバイトをすることも、結婚や恋愛をあきらめることがあっても。
誰に期待されなくても、褒められたり、崇められたりされなくても。
諦めず努力を続けて、しっかりと世界の檜舞台で成果を出すなんて!!
でも、もしかしたら。「逆境」にあったからこそ。なのかもしれません。
もし彼女たちが男性であったならば・・・・どうだったでしょう。
小さな頃から注目され、名を知られ,目をかけられ、期待され、叱咤激励され、
仲間たちからは羨望や憧れや嫉妬や、さまざまな思いを寄せられていたでしょう。
素直に純粋に自分のために「楽しむ」という心境を保つのは難しかったかもしれません。
努力と運に恵まれて表舞台に立てば、収入と名声に見合った暮らしが手に入ると同時に
それを保持するための、努力や配慮も必要になってきます。
プライドも湧くでしょう、しがらみや世間体にエネルギーを消耗することもあるでしょう。
評価されないからこそ、期待されないからこそ。
目の前に開けてくる新しい可能性があります。
純粋に、魂の喜びのために、生きることができる世界への可能性です。
選択肢が少ない代わりに、迷いも少なく、失うことを恐れることの少ない世界へ
臆することなく飛び立つことができるのは、もしかしたら
表舞台を与えられることが少ない女性に与えられた特権なのかもしれません。
それにしても「なでしこ」って・・・? 命名した人の世代とセンスが量られますね。
彼女たちがいかほどにも「期待されていない」存在であったことが明白なネーミングだわと
考えてしまうのは、わたしだけでしょうか?
まあ、なでしこだろうが、かぼちゃだろうが、どんなレッテルを張られようと気にすることなく
わたしたちはわたしたちの世界を存分に楽しむことにいたしましょう。
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